プロジェクト管理ツールのRedmineで何ができるの?
この記事の目次
プロジェクト管理ならRedmine
どんな仕事をしていても、新しいプロジェクトが始まると「とりあえず早く進めて、早く終わらせればいいじゃんっ!」って思いますよね。
でもいざプロジェクトがスタートとすると、「このプロジェクトって進んでるの?遅れてるの?」「そんなことしなければならないなんて知らなかった!」「プロジェクトメンバーに話が伝わっていない!」と次々にトラブル発生!心身ともにへとへとになってしまいます。
プロジェクトを円滑に進めるために、多くのIT系の制作現場で使用されているのがRedmineです。
Redmineは無料で使用でき、有志のユーザーが作成した様々なプラグイン(拡張機能)が使えるので、IT系の制作だけでなく、さまざまな分野のプロジェクト管理で使用されています。
プラグインのおかげでいろんなことができるRedmineですが、まずは基本の機能を押さえておきましょう。
チケットによるタスク管理
Redmineは「チケット」によって、タスクを管理します。
プロジェクトのリーダーは「プロジェクトを終わらせるためにどんなタスクが必要か?」ということを考え、そのタスクを「チケット」にしてプロジェクトメンバーに配ります。
チケットをプロジェクトメンバーに送ることで、「そんなタスク聞いてなかった!作業する時間がない」ということが発生せず、プロジェクーダーはチケットが完了されたかどうかを監視することでプロジェクトの管理ができます。
ガントチャートの作成とスケジュール管理
プロジェクトを運営するにあたって、ガントチャートがよく作成されます。Redmineではこのガントチャートも簡単に作成することができます。
というのも、Redmineではチケットの作成時にそのタスクの開始日と期限を入力することで、自動的にガントチャートが作成されます。
「タスク表」と「スケジュール」を別々で作成する手間もなくなり、プロジェクトリーダーの負担を減らせるのが、Redmineのいいところですね。
サブバージョン・Gitとの連携によるバージョン管理
IT系の制作ではプログラミングコードを書くことによって制作物を作成していきます。
今でも不思議ですが、プログラミングコードは文字・記号で作られています。
なので、誤って文字や記号をちょっと消してしまうだけで、うまくプログラムが機能しないということがよくあります。とくに1つのプログラミングコードを複数人で修正しあう場合、こうしたエラーやバグが頻発してしまいます。
誰がどこを修正したのか追跡するのがバージョン管理ツールであるSubversion(サブバージョン)やGitです。
Redmineはこうしたバージョン管理ツールと連携することで、プログラミングコードが「いつ」修正されたか、「どこ」が修正されたかを管理できるようになります。
Wiki・フォーラムを使った情報共有
プロジェクトの失敗の最たる原因、おそらくそれはプロジェクトメンバー同士のコミュニケーション不足ではないでしょうか。
メーリングリストを利用しての情報共有もいいのですが、「あれ?どうするんだったっけ?」と思い返した時に、膨大な量のメールの中からわざわざ探すのも一苦労です。
そんな時に共有掲示板としてRedmineのWiki機能を使えば、検索も簡単です。
機能としては大したものではないのですが、便利なツールですね。
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